ExcelMerge はエクセルやCSVファイルの差分をグラフィカルに表示するためのツールです。 現在は差分表示にしか対応していませんが、マージ機能を実装することを目標としています。
- Windows 7 以降
- .xls
- .xlsx
- .csv
- .tsv
ここから ExcelMergeSetup.msiをダウンロードして実行して下さい。
ExcelMerge.GUI diff [オプション]
オプション | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
-s --src-path |
左側のファイルパス | string | |
-d --dst-path |
右側のファイルパス | string | |
-c --external-cmd |
対象ファイル以外の差分を表示したいときに使用する外部コマンドを指定します | string | |
-i --immediately-execute-external-cmd |
エラーが発生したときにダイアログを表示せずに外部コマンドを実行します | bool | false |
-w --wait-external-cmd |
外部コマンドの完了を待機します | bool | false |
-v --validate-extension |
対象ファイルかどうかの検証を行います。falseの場合、対象外ファイルでもオープンを試みます | bool | false |
-e --empty-file-name |
空のファイル名を指定します。 | string | |
-k --keep-file-history |
最近使用したファイルに追加しません | bool | false |
.gitconfig
[diff]
tool = ExcelMerge
[difftool "ExcelMerge"]
cmd = \"C:/Program Files (x86)/ExcelMerge/ExcelMerge.GUI.exe\" diff -s \"$LOCAL\" -d \"$REMOTE\" -c WinMerge -i -w -v -k
[alias]
windiff = difftool -g -y -t ExcelMerge
mercurial.ini
[merge-tools]
excelmerge.executable = C:\Program Files (x86)\ExcelMerge\ExcelMerge.GUI.exe
excelmerge.diffargs = diff -s $parent1 -d $child -c WinMerge -i -w -v -e empty -k
[tortoisehg]
vdiff = excelmerge
コマンドラインのオプション"--external-cmd"で指定した名前の外部コマンドを追加します。
変数 | 説明 |
---|---|
${SRC} |
右側のファイルパス |
${DST} |
左側のファイルパス |
コマンドラインからの指定だけでなく、ツール内からも外部コマンドを実行できます。
ファイル毎に行ヘッダ、列ヘッダなどを設定できます。
背景色をカスタマイズできます。
Shortcut Key | Description |
---|---|
Ctrl + → | 次の変更されたセルに移動 |
Ctrl + ← | 前の変更されたセルに移動 |
Ctrl + ↓ | 次の変更された行に移動 |
Ctrl + ↑ | 前の変更された行に移動 |
Ctrl + K | 次の追加された行に移動 |
Ctrl + I | 前の追加された行に移動 |
Ctrl + L | 次の削除された行に移動 |
Ctrl + O | 前の削除された行に移動 |
Ctrl + F | セルを検索 |
F9 | 次の検索結果に一致するセルに移動 |
F8 | 前の検索結果に一致するセルに移動 |
Ctrl + C | 選択したセルをタブ区切りでコピー(エクセルへの貼り付け) |
Ctrl + Shift + C | 選択したセルをカンマ区切りでコピー |
Ctrl + D | コンソールを表示(隠す) |
Ctrl + B | 選択範囲の差分をログとして出力 |
Ctrl+D もしくはコンテキストメニューから「ログを出力」を選択することで、変更点をログとして出力します。 フォーマットは「差分抽出設定」から変更可能です。
この問題は適切なヘッダを指定して差分を抽出しなおすことで解決することがあります。 具体的には以下の手順を行ってください。
- 適切なヘッダのセルを選択する
- 右クリックでコンテキストメニューを表示する
- "この行をヘッダとして差分を抽出する"を選択
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