間違ったchar*の解放を明示的に拒否する

[qryxip]

内容

C APIにおいて、ユーザーに貸し出したJSONを記憶しておき、記憶されていないchar*がvoicevox_{audio_query,accent_phrases}_json_freeに渡されたらCStringにする前に明示的にクラッシュするようにします。

Pros 良くなる点

• project-vvm-async-apiではAPIをvoicevox_json_freeに統一する予定であるが、それに伴う懸念(新クラス設計API #370 (comment))をだいぶ解消できる

  現状で間違ったchar*を渡した場合はUBであるため、綺麗にSEGVしてくれるとも限りません。

Cons 悪くなる点

• コードが数行膨れる

実現方法

このBufferManagerにjson_ptrs: BTreeSet<usize>みたいなのを足し、JSONの貸し出しをここからやるようにします。

voicevox_core/crates/voicevox_core_c_api/src/helpers.rs

Lines 234 to 237 in 768042e

	/// Rustの世界の`Box<[impl Copy]>`をCの世界に貸し出すため、アドレスとレイアウトを管理するもの。
	pub(crate) struct BufferManager {
	address_to_layout_table: BTreeMap<usize, Layout>,
	}

VOICEVOXのバージョン

N/A

OSの種類/ディストリ/バージョン

• Windows
• macOS
• Linux

その他