Tsurugi 1.0.0-BETA6 - Release Notes (ja) #89
akirakw
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1.0.0-BETA6 リリースノート
概要
本バージョンでは主にSQL機能を中心とした機能追加と改善が行われています。
またいくつかの重要な構成変更および非互換の変更が行われています。アップグレードの際には以下の「構成変更と非互換の変更」の内容に注意してください。
機能追加と改善
SQL
INSERT INTO SELECT
文に対応INSERT INTO ... SELECT ...
INSERT OR REPLACE INTO ... SELECT ...
INSERT OR IGNORE INTO ... SELECT ...
BINARY
,VARBINARY
型に対応tgsql
でバイナリ型の表示に対応VARBINARY
型は使用不可CURRENT_DATE
LOCALTIME
CURRENT_TIMESTAMP
LOCALTIMESTAMP
DATE 'YYYY-MM-DD'
TIME 'HH:MM:SS'
TIMESTAMP 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS'
TIMESTAMP WITH TIME ZONE 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS+HH:MM'
CREATE TABLE t ( ..., ts TIMESTAMP WITH TIME ZONE DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP )
BETWEEN
述語のサポートIN
述語のサポートx IN (a, b, c)
) のみ対応CHAR
,VARCHAR
型に対して主キーやインデックス指定のカラムを除き定義可能な最大サイズを約30KBから約2MBに拡張BINARY
,VARBINARY
型についても同様ipc_endpoint.datachannel_buffer_size
の設定値によりSELECTの結果セットのサイズに制約があることに注意してください。TIMESTAMP WITH TIMEZONE
型に対してタイムゾーンオフセット (例:+09:00
) を考慮した正しい挙動に修正Endpoint
tsurugi.ini
のsession
セクションの各設定項目で変更可能です。Server Configuratios (
tsurugi.ini
で新たに指定可能となったオプション)session.zone_offset
±[hh]:[mm]
形式 やZ
) 。デフォルトはUTCを示す文字列。SQL機能の詳細については Available SQL features in Tsurugi を参照してください。
構成変更と非互換の変更
本バージョンでは以下に示すTsurugiの構成変更、および旧バージョンに対する非互換の変更が行われています。
TCPエンドポイントをデフォルトで無効化
tsurugi.ini
のstream_endpoint.enabled
をtrue
に設定してください。旧SQLコンパイラ (Shakujoコンパイラ) の撤廃
tsurugi.ini
のsql.dev_compiler_support=0
による旧SQLコンパイラの有効化設定は削除されました。Ogawayamaの構成変更
インストールアーカイブのディレクトリ構成変更
tsurugidb-<version>
ディレクトリが作成され、その配下にソースファイルなどが配置されるように変更されました。バグ修正
SQL
TIMESTAMP WITH TIME ZONE
型に対するmax,min関数の結果がTIMESTAMP
型となるTransaction
Endpoint
ipc_endpoint.datachannel_buffer_size
を超えるとレスポンスが返らないClient APIs
TIMESTAMP WITH TIME ZONE
型に対してプレースホルダを使ったAPI経由で値を登録すると異常値となることがあるその他、細かい安定性の向上や動作の改善などが行われています。詳細については以下のChangelogを参照してください。
旧バージョンからのアップグレード手順については、以下のドキュメントを参照してくだいさい。
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