シンプル,かつわずかに高速なAES-256-GCM暗号化ツール.CLIを使って簡単にファイルやテキストの暗号化・復号化ができる.
※2015年に作ったものの2024年更新版保存用
- AES-256-GCMによる高速な暗号化・復号化
- シンプルなコマンドラインインターフェース
- ファイルやテキストのセキュアな暗号化
このプロジェクトでは以下のライブラリを使用している.
[dependencies]
clap = "4.1"
ring = "0.16"
base64 = "0.21"
テキストをAES-256-GCMで暗号化する.暗号化には32バイト(base64エンコード済み)の鍵が必要である.
./target/release/rusty_encryptor -e "Hello, world!" -k "YOUR_BASE64_ENCODED_32_BYTE_KEY"
暗号化されたテキストを復号化する.同じ鍵を使用して復号化する.
./target/release/rusty_encryptor -d "ENCRYPTED_TEXT" -k "YOUR_BASE64_ENCODED_32_BYTE_KEY"
- AES-256-GCMは12バイトのNonceを使用する.現在の実装では固定値を使用しているが,実際の運用ではランダムに生成し,暗号文とともに管理する必要がある.
- 鍵の管理には十分な注意が必要である.適切な管理ツールを利用すること.