「.uasset」マテリアルファイルをテキストベースの形式に変換し、Unreal Engineエディタを開かずに自動化するためには、Unreal Automation Tool (UAT) を使用するか、Unreal Engine Python API を使ってスクリプトを作成することができます。以下に、このプロセスを実行する手順の概要を示します:
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Unreal Engineのインストール:使用する.uassetファイルと互換性のある、希望のUnreal Engineバージョンをダウンロードしてインストールします。
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Unreal Engine Python環境のセットアップ:Unreal Engineにはタスクを自動化するためのPython APIが用意されています。Unreal Engineのドキュメントに従ってPython環境をセットアップします。
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Pythonスクリプトの作成:.uassetマテリアルファイルの変換を行う新しいPythonスクリプトを作成します。以下に例を示します:
import unreal
# Unreal Engineエディタを初期化する
unreal.EditorAssetLibrary.initialize_asset_library()
# .uassetマテリアルファイルのソースパスと宛先パスを設定する
source_path = "/path/to/source.uasset"
destination_path = "/path/to/destination.txt"
# .uassetマテリアルファイルを読み込む
material = unreal.EditorAssetLibrary.load_asset(source_path)
# マテリアルをテキストベースの形式にエクスポートする
unreal.EditorAssetLibrary.export_asset_to_file(material, destination_path)
# Unreal Engineエディタをシャットダウンする
unreal.EditorAssetLibrary.shutdown_asset_library()
"/path/to/source.uasset" の部分を実際の.uassetマテリアルファイルのパスに、"/path/to/destination.txt" の部分をエクスポートされたテキストファイルのパスとファイル名に置き換えてください。
- スクリプトの実行:Pythonスクリプトを保存し、Pythonインタプリタを使用して実行します。使用しているPythonインタプリタがUnreal Engine Python環境を使用するように構成されていることを確認してください。
スクリプトが実行され、指定した宛先パスに.uassetマテリアルファイルがテキストベースの形式に変換されます。このスクリプトを大規模な自動化ワークフローやcron(Linux)やタスクスケジューラ(Windows)のようなツールを使用して特定の間隔で実行することもできます。
具体的な要件やファイルパスに応じて、スクリプトを適宜調
整してください。また、使用可能な関数やオプションの詳細については、Unreal Engine Python APIのドキュメントを参照してください。
PowerShell スクリプト:
# パスを設定する
$unrealPythonPath = "C:\Program Files\Epic Games\UE_<Version Number>\Engine\Extras\Python"
$sourcePath = "C:\Path\to\source.uasset"
$destinationPath = "C:\Path\to\destination.txt"
# Unreal Engine Python フォルダをシステムの PATH に追加する
$env:Path += ";$unrealPythonPath"
# 必要な Python パッケージをインストールする
pip install unreal
# Python スクリプトを実行する
python - << EOF
import unreal
# Unreal Engine エディタを初期化する
unreal.EditorAssetLibrary.initialize_asset_library()
# .uasset マテリアルファイルを読み込む
material = unreal.EditorAssetLibrary.load_asset("$sourcePath")
# マテリアルをテキストベースの形式にエクスポートする
unreal.EditorAssetLibrary.export_asset_to_file(material, "$destinationPath")
# Unreal Engine エディタをシャットダウンする
unreal.EditorAssetLibrary.shutdown_asset_library()
EOF
Bash スクリプト:
#!/bin/bash
# パスを設定する
unrealPythonPath="/Program Files/Epic Games/UE_<Version Number>/Engine/Extras/Python"
sourcePath="/path/to/source.uasset"
destinationPath="/path/to/destination.txt"
# Unreal Engine Python フォルダをシステムの PATH に追加する
export PATH="$unrealPythonPath:$PATH"
# 必要な Python パッケージをインストールする
pip install unreal
# Python スクリプトを実行する
python3 - << EOF
import unreal
# Unreal Engine エディタを初期化する
unreal.EditorAssetLibrary.initialize_asset_library()
# .uasset マテリアルファイルを読み込む
material = unreal.EditorAssetLibrary.load_asset("$sourcePath")
# マテリアルをテキストベースの形式にエクスポートする
unreal.EditorAssetLibrary.export_asset_to_file(material, "$destinationPath")
# Unreal Engine エディタをシャットダウンする
unreal.EditorAssetLibrary.shutdown_asset_library()
EOF
Unreal Engineのインストールされているバージョン番号で<Version Number>
を置き換えてください。また、sourcePath
とdestinationPath
の変数を適切なファイルパスで更新することを忘れないでください。
PowerShellスクリプトは.ps1
拡張子(例:convert_material.ps1
)で保存し、Bashスクリプトは.sh
拡張子(例:convert_material.sh
)で保存します。それぞれの環境(PowerShellまたはBash)でこれらのスクリプトを実行して、変換プロセスを自動化することができます。